【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「ふふふふふふふ…」
私の口から漏れ出る笑い声…。
それにピクンと身体を揺らし少しだけ瞳を開けるレイに、視線が一気に釘付けだッ!
「……………んー…?、………ッ!…テ、テメェェェェェェェッ!!!俺の寝顔見んなぁッ!」
私がジッと見ている事に気付いたレイが、一瞬息を飲む。
そしてガバッと身体を起こすと、私に向かって顔を真っ赤にしながら怒ってきた。
あらあらあらあら、お顔を真っ赤にして---
朝から可愛いなぁ…。
「良い子、良い子」
ナデナデナデ---
「ダァァァァァッ!頭を撫でんなっ!俺は子供じゃねぇんだよッ」
ペシッ---
レイの頭を撫でたら手を叩かれ、怒鳴られた。