【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~





「ダァァァァァァァァァぁーーーーーーッ!!!お前はバカかーーーーーッ?!!!!!」





レイの大きな声に、耳を塞いだ私。



耳が痛い---



ジトリとレイを睨み上げるが…、



ん?


何でそんなに慌てているのよ?





「な、何よ」


「いいからまずは服を着やがれ」



服?


キョトンと一瞬考えたがすぐに、『あぁ…』と納得---




胸が小さいとか言ってたくせに、一丁前に私の下着姿にテレているのかね?


レイ君は---




ちなみに逆隣にいるセリュはまだ頭がボーっとしているのか、頭をカックンカックンとしていて今にもまた夢の中に入ってしまいそうだ。



取り合えずさっさと着替え終えないとレイからまた何か言われるな…と、すぐに着替えてからレイを見た…、っていないじゃん。




ふむ?


…布団に潜っているようだ。



こんもりと盛り上がっている布団をペラッと捲ってみる。




そこには、うつ伏せになっているレイがいた。



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