あたしが愛した総長


龍「お前に大きな怪我がなくて良かった」


腕に力が入ったのが分かる


龍毅の背中を擦りながら


優「ありがとう」


あたしから軽くキスをした


龍毅は少し驚いた顔をしていた


でも、すぐにいつもの顔になって


龍「風呂、行くか」


優「……うん」


最近では一緒に入ってるけど、やっぱり恥ずかしさはなくならない


だって電気ついてるから明るいし



龍毅は気にせず、あたしの手を引いてお風呂場に向かう






チャプンッ


後ろから龍毅に抱き締められるようにお風呂に浸かっている


首に顔を埋めている龍毅の息がかかって、くすぐったい




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