あたしが愛した総長
優「いいから、行こ?」
翔「えー、片付けていこうよ、これ」
海「俺もそう思う」
翠「少し絞めといてもいいと思いますよ」
廉「うぜーから、今やっとけよ」
優「いいから!ほっとこうよ」
さっきから黙っている龍毅に目を向けて、同意を求めるけど
龍「殺されてぇのか、てめぇ」
キレてらっしゃる
それをみた沢田 朱里は、顔を少し青くしながらも
朱「ほら、皆さんに助けてもらわないと何も出来ないじゃないですか、その人。守ってもらうばっかりで迷惑かけてばかりじゃないですか」
それには、何も言い返せない
実際に迷惑はたくさんかけてるし
海「何も知らねぇくせに、勝手なこと言ってんなよ」
翔「迷惑なんてしてないし、俺たちが好きでしてるんだ」
翠「部外者は黙ってて欲しいですね」
廉「守ってばっかりじゃねぇしな」
龍毅は1歩前に進み、沢田 朱里の前に立つと
胸ぐらを掴んで
龍「次、優梨のこと悪く言ってみろ、二度と外歩けねぇようにしてやる」
恐ろしい一言を吐いて、掴んでいた手を離し
あたしの肩を抱いて、教室からでる