あたしが愛した総長


そのまま、マンションに帰り、ソファーに座る




そして、隣に座っている龍毅に思いっきり抱きついた


龍「フッ、どうした?」


優「…龍毅、辛くない?」


龍「何がだ?」


優「利用されそうになったこと」


龍「まあ、慣れたからな」


優「そんなのに慣れなくていいよ。辛いときとか悲しいときは我慢しなくていいんだよ」


龍「辛くもねぇし、悲しくもねぇよ。優梨、ありがとうな」


背中を擦って、頭にキスを落としてくれた


龍「お前が隣にいてくれたら、それだけで、俺は癒される」


優「ほんとに?」


龍「あぁ。お前は俺の光だ」


優「それはあたしの台詞だよ。あたしは龍毅に救ってもらったんだから」


龍「ククッ、そうかよ。それなら、お互いがお互いの光だな」


優「ふふっ、そうだね」




まあ、そのあとは、食べられましたよね(笑)




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