あたしが愛した総長


コンコンッ


翔「お二人さーん、もう終わったで……失礼しましたー!!」


龍「チッ。」


キスを邪魔され、龍毅からどす黒いオーラが漂い出す


優「あ、そうだ。そろそろ行かないとね」


立ち上がろうとすると、腕を引かれてまた龍毅の腕の中に逆戻り


優「ちょっと、そろそろ行かな…っ」


不意討ちにキスをされて戸惑う


そして唇が離れると


優「もう…、いいでしょ?」


龍「……まだまだ足りねぇけど、帰ってきてからに取っとくか。」


そう言って、首筋に唇を寄せ、印をつけた龍毅は、機嫌が直っていて、あたしの腕を引き、みんなのいる部屋に向かった。




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