あたしが愛した総長



美「全然似合ってるよ!やっぱりかっこいいね、特攻服羽織ると」


優「ありがとう?」


龍「優梨、行くぞ」


龍毅に呼ばれて振り向くと、こちらに手を差し出していた


その手を握ると、握り返され、扉へと歩いていく





下に行くと、鬼神と鳳龍のメンバーがバイクの近くに立って、待っていた


こちらに気づくと全員が一斉に頭を下げる


龍「出る準備をしろ」


「「「はい!!」」」


龍毅がそう言うと全員がバイクに跨がりはじめる


瀧「優梨りんはどーするの?赤頭の後ろ乗るの?それとも自分の?」


優「もちろん、自分のに……」


龍「あ?俺の後ろに決まってるだろ」


優「でもせっかくの暴走だよ?あたしも久しぶりに走りたいし」


龍「転けたらどうするだよ」


優「転ばないわよ」


烈「優梨は運転上手いぞ?」


翔「龍は過保護だから、心配なんだよ。あと後ろに乗ってほしいんだよ」


優「お願い!今日だけ!!」



< 152 / 157 >

この作品をシェア

pagetop