あたしが愛した総長
下へ降りると
下っぱたちが攻めてきた夜蝶を
倒しているところだった
鳳龍も何人かはやられて倒れていた
?「鳳龍の総長はどいつだー?」
夜蝶の中からこちらへ向かってくる一人の男
他のやつらが道を開けているところや服装からして総長だろう
優「なぜ、攻めてきた?」
?「お?お前が総長か?」
優「質問に答えろ」
?「鬼神と同盟を組んだ理由知りたくてよお」
優「それだけ?」
?「後は、鳳龍潰して俺らが上に立つため。
…ん?お前、女か?!」
優「だったらなんだ」
しまった、いつもはフードと帽子をかぶるが
今日は帽子しかかぶっていない
?「おお、美人だな。ということは鬼神と同盟組んだのはあれか、お前織田の女か」
こいつ、馬鹿そうな顔してるけど
勘はいいらしい
優「だったらなに?」
?「こりゃあ、良いことを知ったな。お前ら、今日は帰るぞ」
優「まて!」
?「また会うことになる、その時まで待ってろよ」
ニヤリと笑い、意味深な言葉をおとして
帰っていった