あたしが愛した総長
龍「今から潰しに行くか」
バッと立った龍毅の顔は
鬼の形相なのは言うまでもない
優「お、落ち着いてよ!あいつらはなに考えてるのか分かんないんだよ?」
龍「チッ」
優「とりあえず、ほら座ってよ」
ポンポンッとソファーをたたく
不機嫌そうにドカッと座る龍毅
龍「絶対一人で行動するな」
優「うん」
龍「なら、今日はもう風呂入って寝るぞ」
あたしの手を引きながらお風呂場へと向かう龍毅にあたしは慌てた
優「待ってよ!一緒に入るの?!」
龍「あ?なんだよ、今さら。こないだも入っただろ」
優「いや、そうだけどさ」
でもやっぱり明るいところで見られるとおもうと恥ずかしくてたまらない
赤くなったであろう顔を隠そうと俯くと
龍「照れてんの?ほとんど毎日、一緒に風呂入ることより恥ずかしいことしてんのに?」
龍毅が耳元で意地悪い声で言った