あたしが愛した総長


美「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」


廉「あぁ」


美「あ、廉。今日友達と遊ぶから帰り遅くなる」


廉「そうか、女か?」


美「?そうだけど」


廉「分かった。終わったら電話しろよ、迎えに行く」


美「うん、ありがとう、じゃあまたあとでね」


そう言って美奈は戻っていった





しばらくして注文したものが運ばれてきて


みんなで話ながら食べて


美奈のクラスをでた


廊下には龍毅たちを人目見ようと


たくさんの人がいた


歩くと道ができて


そんなに困らなかったけど、きゃーきゃーうるさい


チラッとあたしの肩に腕を回している龍毅を見上げてみると目が合い、


チュっと触れるだけのキスをしてきた


その瞬間、聞こえてくる悲鳴


「いやー、龍さまがー!!」

「きゃーーー!!」


とかなんとか耳が痛くなる





そのあとは学校内を適当にぶらぶらして


倉庫に帰った



< 65 / 157 >

この作品をシェア

pagetop