あたしが愛した総長


それからは、なるべく黙ってた


また、叩かれたくなくて


でも、男の人の手が気持ち悪くて


怖くて、涙が出た






それから少しして倉庫らしきところに着いて


車から降ろされた




そして倉庫の中に入って階段を降りて


部屋に入ると、中には


金髪の人と青髪の人がいた


金髪の人は男の人に


「その女、この椅子に縛って」


「はい!」


そして男の人たちに椅子に縛られた私


「お前ら、もういいよ」


「はい、失礼します」


私を連れてきた男の人たちは部屋から出ていって


つぐみちゃんは青髪の人に抱きついた



そして金髪の人がこっちへ来て


「こわかった?ごめんね~、でも、俺はなにもしないよ、今のとこはね」


美「なんで、私を…」


「あぁ、鳳龍の総長さんを呼び出すためだよ」


美「優、梨を…?」










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