あたしが愛した総長


バットを振り上げたのを見て


目を瞑り、もうだめだと思った



ゴンッ


全く痛みがなく、不思議に思い、目を開けると


優梨が目の前で倒れていた


美「優梨!!」


優梨の上に金髪の人が跨がって


優梨の頬から首に手を滑らしている




すると突然、扉が蹴破られた


立っていたのは赤い髪で黒いオーラを纏った龍毅さん



龍毅さんは優梨に目を向けて


優梨の上にのっている、金髪の人に目を向けると


ものすごく怖い顔をした


本物の鬼じゃないかと思うくらい怖くて、体が震えた






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