駆け引きナシのラブゲーム
1Stage:始まりの春
全ての始まり。
道には花が咲き誇り、生き物が冬眠から目覚める。
――春
「それがいいわ、美沙姫ちゃん」
ママは私の肩を持つ。
「こんなにしっかりした人が美沙姫の護衛になるなんて、ありがたいお話だ」
パパは安堵の笑みを見せる。
目の前にいる、猪本咲夜。
「とんでもないです。美沙姫さんみたいな可愛らしい方の護衛ができるなんて…」
こいつが今、私の“護衛”になろうとしている…。
「しかも、美沙姫と同い年なら尚更安心だな。学校で何かあったら大変だもんな」
そう…猪本咲夜は私と同い年。
パパ、ママ…
こんなガキ(?)に私を軽々任せちゃっていいのですか…??
道には花が咲き誇り、生き物が冬眠から目覚める。
――春
「それがいいわ、美沙姫ちゃん」
ママは私の肩を持つ。
「こんなにしっかりした人が美沙姫の護衛になるなんて、ありがたいお話だ」
パパは安堵の笑みを見せる。
目の前にいる、猪本咲夜。
「とんでもないです。美沙姫さんみたいな可愛らしい方の護衛ができるなんて…」
こいつが今、私の“護衛”になろうとしている…。
「しかも、美沙姫と同い年なら尚更安心だな。学校で何かあったら大変だもんな」
そう…猪本咲夜は私と同い年。
パパ、ママ…
こんなガキ(?)に私を軽々任せちゃっていいのですか…??