駆け引きナシのラブゲーム
だから、今度こそは……
そう思って美沙姫に告白したものの……
やはり咲夜には勝てなかった。
あいつはいつだって完璧だ。
美形だし、スポーツも勉強もできる。
そしてなにより、美沙姫とお似合いだ。
俺の出る幕などない。
だいたい、美沙姫の言った通り俺さえいなければ良かったんだ。
俺がいなければ……
咲夜は薬なんか服用しなかっただろう…
俺の存在が………
美沙姫と咲夜を崩したんだ―…
「廉ーーーッッ!!!???」
キキーーーッッッ