駆け引きナシのラブゲーム
「相変わらずだな、麗奈さん」
咲夜が私に向かって言う。

「本当…自由な人」

「最近仕事は?」

「クランクアップしたからちょうど一段落ついたトコかな」

「いつまでも若くていいな」

「そんなことないよ」

そう言いながら私は部屋のドアを開けた。

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