こんな展開アリですか!?
「にしても、またアイツも同じクラスか...。」
「まぁ、しょうがないんじゃない。腐れ縁ってやつだよ。」
アイツとは私の幼なじみの事だ。
立花要-タチバナカナメ-。
この学園にはかなりギリギリで合格した。

「そうそう、腐れ縁!!
割り切って楽しもうぜ。
要の事よろしくー、優雨。」
会話にいきなり割り込んできたのは
要の兄、密。
名前とは正反対のかなり騒々しい人。
「要の事は勉強以外は一切面倒見ないから。
それと、そのセリフは密の隣の人にも言ってるの?」
「その通り!!
こいつ俺の親友の響谷郁人-ヒビヤイクト-。」
「初めまして、東雲優雨です。密がいつもお世話になってます。」
「初めまして。でも、大変なのはお互い様だと思うよ。」
私と郁人先輩は苦笑を交わす。
それからは文句を言っている密を無視して、
凛と教室に行く事にした。
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