゚+。*揺れ心*。+゜
*+・第1章・+*

彼の存在

私の今一番の幸せな時間は通学途中のバスから見える私の恋の相手を眺めること。



名前も、年も、学校も…、



…何から何まで知らない。



ただ知っていることは彼は毎日私が乗る次のバス停の前を必ず歩いていること。



彼の存在を知ったのは1ヶ月前の事。



中学3年生の春。



その日にバスから外の景色を眺めていたら彼が歩いていて一目惚れをした。



何にも知らない人なのに馬鹿みたいって何度も思ったけど…



やっぱりこの気持ちを抑えるなんて無理だったみたい。





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