lovesong〜君に捧げる恋の歌〜


「はーい…って、拓人?!」


そこには、拓人がいた。


「恋歌、今日学校は?」


「あ…今日、休むの。」


私は、今、拓人に初めて嘘を吐いた。


「そうか…わかった、じゃあな。」


そう言って、立ち去る拓人。


そう…。、これでいいんだ…。


拓人は、拓人の道を進む。


それで、いいのに…。


涙が、溢れてくるなんて、ずるいよ…。


「拓人!!」


神様、お願いです。


最後に、拓人に言わせてください。

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