lovesong〜君に捧げる恋の歌〜
一週間前。
最近、頭痛が酷いから、病院に来ていた。
「恋歌さん。落ち着いて聞いてください。恋歌さんの脳には、腫瘍があります。悪性です。」
「そんな……!!」
脳…腫瘍…?
あたし…死ぬの…?
「既に末期です。治療を行えば、半年。行わなければ、三ヶ月と言ったところです。」
三…ヶ月…
「どうしますか?」
あたしが、出した答え…。
それは…
「いいえ、治療は、受けません。」
「恋歌!?」
お母さんが、驚きの声をあげた。