和也 ー KAZUYA ・ 2番目に好きな人との結婚 ー


…トラウマなんか 知るか。早くこの身体を 抱きたい。澪が欲しくてたまらない。


目の前にある 澪の白い首筋に舐めるように 唇を滑らせた…


「やっ…!和也…!」

「うん…今日は これ以上しない。少しずつな。少しずつ澪を俺のものにしていくから。…トラウマ 克服して」

「……うん。あ、和也 鳴ってるよ…」


チッ…邪魔するな。…着信拒否。

俺の肩に顔を埋めたままの澪が呟く…


「また 出ないんだ。…ね、本当に 少しずつで いいの?」

「…いいよ。少しずつでも 俺攻めるし。
今日の訓練 終了。後は 反復練習〜!」


《 そして キスを受け入れる澪が…トラウマだと 泣いていた澪が、嘘ついてたなんて バカな俺は気づかなかったんだ…》

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