Stray Love Ⅰ 〜ソラノイロ〜
返事をして、ドアを開けると…

スーツに着替えたナオが目に入った。



ぅわ!


なんなんだ、すげぇカッケー…

めちゃくちゃ似合ってるし!



そしてナオも、見惚れるようにアタシを
眺めて…


「咲陽、すげー似合ってる!!

ヤバ!めちゃくちゃキレイだ!」

って、はしゃいでる。



同じよーな事、考えてんなよ…
なんか、恥ずかしくなってきた。


けど…

似合ってんなら、嬉しい。





ドレスコードって…
パーティーか?

「もう行くのか?」


「うん、寄るとこあるから」



着いた場所は写真スタジオ。

こんなトコになんの用だ?



「高野さま、ご用意出来てますよ」

受付の案内で奥に進んだ。



「咲陽、モデルになってよ」



はァ!?

「ふざけんなよ!

イミわかんねーし…」


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