Stray Love Ⅰ 〜ソラノイロ〜
余裕の裏
ナオのヘルプを断って…
仕事をひとりで仕上げる事にして…
帰りが遅くなった。
ナオも、アタシを手伝ってたせいで、たまったデスクワークをさばいてる。
「お疲れぇス」
リュウが戻ってきた。
「お疲れ、いつも遅くまで悪いな」
「ぜんぜんっスよ」
リュウっていつも、こんな遅いのかよ…
アタシはコーヒーを入れ始めた。
「あ、サヤ!俺にも入れて」
「今、リュウのを入れてんだよ」
アタシとナオは、もう飲んでるし。
「サンキュ、
つか、今日は遅くまで頑張ってんだな?」
「まーな…」
アタシはリュウにコーヒーを渡した。
ふと…
驚いた顔のナオと目が合う。
けどナオは、すぐに視線を逸らして書類に向けた。
なんだ?今の…
また妬いてるワケじゃないよな?
だって、リュウは仕事仲間なんだから、仲良くすんだろ…
仕事をひとりで仕上げる事にして…
帰りが遅くなった。
ナオも、アタシを手伝ってたせいで、たまったデスクワークをさばいてる。
「お疲れぇス」
リュウが戻ってきた。
「お疲れ、いつも遅くまで悪いな」
「ぜんぜんっスよ」
リュウっていつも、こんな遅いのかよ…
アタシはコーヒーを入れ始めた。
「あ、サヤ!俺にも入れて」
「今、リュウのを入れてんだよ」
アタシとナオは、もう飲んでるし。
「サンキュ、
つか、今日は遅くまで頑張ってんだな?」
「まーな…」
アタシはリュウにコーヒーを渡した。
ふと…
驚いた顔のナオと目が合う。
けどナオは、すぐに視線を逸らして書類に向けた。
なんだ?今の…
また妬いてるワケじゃないよな?
だって、リュウは仕事仲間なんだから、仲良くすんだろ…