Stray Love Ⅰ 〜ソラノイロ〜
思ってもないナオの言葉に…


唖然と…

ナオを見つめた。



込み上げてたナオへの想いが…

流れるように消えていく…





信じられなくて…


今の状況がわかんなくて…



ただ自然と…


目に涙が滲んだ…




「本気で…


言ってんの…か…?」

震える声がこぼれてく…



ナオは、切なそうに視線を外して…


「…ごめん」












結局…



お前も見捨てんのかよ…




そーやって自分だけ、逃げんのかよ…





なんだったんだよ…今まで…






やっぱり…



同情だったんだ…










最低だな。










心が枯れてくみたいに…


消えていく…


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