Stray Love Ⅰ 〜ソラノイロ〜
夢とお金
次の日、待機室でタバコを吸ってると…
「今日からの新人、モモちゃんだ。
まったくの素人だから、みんな教えてやってくれ。」
「よ、よろしくお願いします」
店長に紹介されたそのコは、緊張からか
オドオドした様子で、隣に座ってきた。
「あ、あの…
もう、長いんですか?」
めんどくせぇ…
他のヤツと話せよ。
「フツー」
そっけなく答えた。
「…名前、
聞いてもいいですか?」
「…夕月」
「夕月さん…キレイな名前ですね。
私はモモです。
あ!今、聞きましたよね…」
可愛い…
けど、構わないでほしい。
入れ替わりが激しいこの業界では、女の子同士はいちいち関わんない事が多い。
中にはグループ作ったり、仲良さげなヤツらもいるけど…
アタシは、孤独でいい。
ダチとか要らねーし。
誰かを信用したりとかムリだし。
「今日からの新人、モモちゃんだ。
まったくの素人だから、みんな教えてやってくれ。」
「よ、よろしくお願いします」
店長に紹介されたそのコは、緊張からか
オドオドした様子で、隣に座ってきた。
「あ、あの…
もう、長いんですか?」
めんどくせぇ…
他のヤツと話せよ。
「フツー」
そっけなく答えた。
「…名前、
聞いてもいいですか?」
「…夕月」
「夕月さん…キレイな名前ですね。
私はモモです。
あ!今、聞きましたよね…」
可愛い…
けど、構わないでほしい。
入れ替わりが激しいこの業界では、女の子同士はいちいち関わんない事が多い。
中にはグループ作ったり、仲良さげなヤツらもいるけど…
アタシは、孤独でいい。
ダチとか要らねーし。
誰かを信用したりとかムリだし。