マリッジブルーをもっと青く!
喜んで大声で泣きだしてしまうのではないかとまで予想していた私は、意外な反応に肩透かしを食らう。

まあでも、実感が沸かないのかな、それは私も一緒だから実際はこんな感じになるのかな。



「え~、でも信じられない!」

私が意外そうな顔をしてるからか、奈々はテンションを上げてきた!

まるで後ろから目隠しされて、その相手が片思いの人って今気付きました的な感じだ。

そのとき奈々が自分の腕をつねり痛みを与えて、必死に脳を活性化させようとしていたことに、私は気付いていなかった。



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