♀ my prince ♂




「…?」




ん…?何だろう…??




「もし不満なら今日ヤれば?じゃあね~」


そんなことをサラリと言い残して漣くんは部屋を出て行った。



「えっ…ちょっ…漣くん…っ!?」




バタン…ッ!




えぇ~…!?何!今のっっ!?っていうか…玲央くんよりエロいしっ!!!




「…未亜ちゃん」



「へ…っ!?」


玲央くんに突然名前を呼ばれて少し驚いてしまった。



「…今日ヤる?」



「//…し、しないっ!!」



「でもさー、嫌ではないんでしょ?」



「…っ」




そ…そっか…さっき言っちゃったんだ…。




「け、けど…!今日はヤダっ!!」



「何で?」



「っ……なんでも!!!」




だ、だって……!!


この間した、ばっかだもん…っ!!!2回目…っ/////




「ふ~ん。じゃあさー…未亜ちゃんからキスして?」



「えぇ…っ!?何で!?」


そんなことを言われて当然驚く。



「たまにはいいじゃん。それに…俺だって欲しいもん。…未亜ちゃんからのキス」


玲央くんはそう言うと顔を少し近づけてくる。




ち、近いよ…っ!!




「//…わ、分かったよ~…」


もうこうなった彼は何を言っても引いてくれないってことが最近分かってきた。
だから私は…素直にそれに従うしかない。




ちゅ…っ




「///…っ」




うぅ~…!!やっぱり恥ずかしい~…っっ




キスをしたあと恥ずかしすぎて下を向く。



「へっ…?」


すると…肩を引き寄せられた。



「……もっといる?」



「いっ…いらない…っ!!//」


耳元で囁かれた甘い言葉に私は必死で抵抗する。




もう無理…っ!!ドキドキしすぎて、どうにかなっちゃうよ…っ!!





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