主婦ミラ子は考える ガンバルンバ編
毎朝、仕事前に
掃除機を掛けながら
ある思いにミラ子は
心を囚われつつあった。


ああ……
勝手にお部屋を掃除してくれる
ロボットがいたならばなぁ……
と。


ミラ子は遂に立ち上がったのだ。
立ち上がったついでに
子供たちに見つからぬよう
キッチンにそっと
隠しておいたご近所様に
頂いた豆大福を頬張りながら


ミラ子はあちらこちらの
チラシを見まくった。


そして遂に
ミラ子は見つけるのだった。
目当てのものを……。

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