ありえない!
オフィスを出ようとしたとき
なんとなく
新人の上川さんのことが気になった。
一瞬辺りを見渡したけど、いなかった。
ってなんで上川さんなんか探してんの
興味ない興味ない。
美沙「未来ー?先行くよー!」
未来「まって!今いく!」
〜社員食堂〜
葵「場所ここでいいよね」
帆風「うん」
美沙「あ、あたしカツ丼注文してくるっ!」
未来「了解!」
カツ丼…あたしもガッツリ食べたい。
ヨダレが出そうになる。
でもお金ないから弁当!
美鶴「あーあたしも今日寝坊しちゃって作る時間なかったから弁当ないんだー!
買ってくる!」
帆風「はいはーい!」
テーブルを確保してるのは、
あたしと帆風と葵。
葵「あ、ちょっとお手洗い行ってくる!」
帆風「あたしも飲み物買ってくるね」
未来「オッケー!」
テーブルに残されたのはあたし一人。
人間観察でもしようと思った。途端。
窓側のテーブルがやけに、騒がしい。
座ってたら見えないから、立ってみた。
ひょこっと顔を出すと
未来「上川さん?」
上川さんがたくさんの人に囲まれてる?
たくさんの人がいる中、隙間から
上川さんが見えた。
未来「あちゃー…笑って対処してる。」
通りすがりの女性社員の言葉が
偶然耳に入ってきた。
女性社員1
「ねえあの人!新しく入ってきた新人なんだけど、私たちよりも歳上なんだって!カッコイイよね。」
女性社員2「え?それほんと?歳上に見えない!困ってるけど、笑った顔にキュンってきちゃう」
なるほど。そういうことか!
早くも噂になったみたい。
なんか面白いなー
っておいおい!
面白がってはダメだ。
ここはあたしが仕事の先輩として
言うべき?
それにしても女性社員からの
ざわつきが、どうにもこうにも鳴りやまない。
ってなんであたしが社員食堂でわざわざ上川さんを気にしてるの。
ほっといていいよね
そう思いながら元の位置に戻る。
帆風「なにー!あの人だかり!」
帆風もあたしと同じ行動をする。
帆風「…って上川さんじゃない!ねえ未来、上川さん!」
未来「みたみた」
美沙「えっ!あんなおじさんのどこが、いいのかな?」
ぷっ言われてる
帆風「コラ。」
美沙「ごめんごめん!」
帆風「ああ言う、
いわゆる、大人の雰囲気がいいんじゃない。落ち着いてて、どこからか自然と色気が出てるし。」
未来「そう?」
葵「それは私も分かる!
なんか、上川さんが騒がれちゃう理由が分かるなー!」
みんな鋭い。
さては女の感?
お腹が我慢しきれなくなった私は
未来「さ、食べよ食べよ」
四人「はいはい頂きます!」
なんとなく
新人の上川さんのことが気になった。
一瞬辺りを見渡したけど、いなかった。
ってなんで上川さんなんか探してんの
興味ない興味ない。
美沙「未来ー?先行くよー!」
未来「まって!今いく!」
〜社員食堂〜
葵「場所ここでいいよね」
帆風「うん」
美沙「あ、あたしカツ丼注文してくるっ!」
未来「了解!」
カツ丼…あたしもガッツリ食べたい。
ヨダレが出そうになる。
でもお金ないから弁当!
美鶴「あーあたしも今日寝坊しちゃって作る時間なかったから弁当ないんだー!
買ってくる!」
帆風「はいはーい!」
テーブルを確保してるのは、
あたしと帆風と葵。
葵「あ、ちょっとお手洗い行ってくる!」
帆風「あたしも飲み物買ってくるね」
未来「オッケー!」
テーブルに残されたのはあたし一人。
人間観察でもしようと思った。途端。
窓側のテーブルがやけに、騒がしい。
座ってたら見えないから、立ってみた。
ひょこっと顔を出すと
未来「上川さん?」
上川さんがたくさんの人に囲まれてる?
たくさんの人がいる中、隙間から
上川さんが見えた。
未来「あちゃー…笑って対処してる。」
通りすがりの女性社員の言葉が
偶然耳に入ってきた。
女性社員1
「ねえあの人!新しく入ってきた新人なんだけど、私たちよりも歳上なんだって!カッコイイよね。」
女性社員2「え?それほんと?歳上に見えない!困ってるけど、笑った顔にキュンってきちゃう」
なるほど。そういうことか!
早くも噂になったみたい。
なんか面白いなー
っておいおい!
面白がってはダメだ。
ここはあたしが仕事の先輩として
言うべき?
それにしても女性社員からの
ざわつきが、どうにもこうにも鳴りやまない。
ってなんであたしが社員食堂でわざわざ上川さんを気にしてるの。
ほっといていいよね
そう思いながら元の位置に戻る。
帆風「なにー!あの人だかり!」
帆風もあたしと同じ行動をする。
帆風「…って上川さんじゃない!ねえ未来、上川さん!」
未来「みたみた」
美沙「えっ!あんなおじさんのどこが、いいのかな?」
ぷっ言われてる
帆風「コラ。」
美沙「ごめんごめん!」
帆風「ああ言う、
いわゆる、大人の雰囲気がいいんじゃない。落ち着いてて、どこからか自然と色気が出てるし。」
未来「そう?」
葵「それは私も分かる!
なんか、上川さんが騒がれちゃう理由が分かるなー!」
みんな鋭い。
さては女の感?
お腹が我慢しきれなくなった私は
未来「さ、食べよ食べよ」
四人「はいはい頂きます!」