ありえない!
食べ終わった後の片付けをしながら、


窓側の席を見ていた。







上川さんはというと





さっきとは違くって、




笑顔で社員たちと会話をしていた。




変わった人だな。





年齢が結構上なのに、





子供のように無邪気に笑う顔。



他の上司とは全く違うなぁ。










ピピピピ…
ホーケキョッ





ふとウグイスの鳴く声が聞こえた。





四人の後を、急いで追いかける。







窓側を通る時、





上川さんと目がバッチリ合った




あっと 挨拶





未来「お疲れさまです」







うわ早口。。








最悪だ!緊張するといつもの癖。





上川「お疲れさまです。楽しそうでした
ね、会話」




未来「え」






上川「細美さんたちが楽しそうにおしゃべりしてたので、僕もせっかくだしみなさんとおしゃべりしたいなーっと。。」







あは、あははは(笑)





ほんとにあたしより歳上?




だよね…見た目はしっかりできる上司
にしか見えない。





未来「じゃあ又後で」




小さく手を振ると、



上川さんも手を振りかえした。





て…


あ!!無意識に手なんて振ってしまった。




すいません。。。。








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