トモダチの彼女と同居
「結のことはそれなりに苦痛を感じてる。しかし、おまえとは普通にやっていきたい」
葉月。
俺は、葉月の言葉をきいて再び涙がでそうになる。
「俺に気をつかうのはやめろ、そーいうのは嫌いだ」
「わ、わかった。ごめんな、葉月」
葉月がこうやって自分の気持ちを伝えるのは、滅多にない。
むしろ彼は俺以外とこうやって遊ぶこともなければ、会話することもない。
つまり俺だけにしか伝えない。
嬉しい、ひひ。
「キモい」
あ、やべ、ついニヤケてしまった。
そして、丁度届いたパンケーキを俺より先に葉月が食した。
「は!!」