トモダチの彼女と同居
俺が先に食べたかった!!
「葉月、お前甘いの好きじゃないだろ!おい、だせよこら」
葉月の整った唇を潰すかのように、思いきりつねる。
「だそうか?」
葉月の瞳がキラキラ輝いてまるで俺を挑発しているかのように思えた。
「俺なら葉月の食べた食い物、食える」
俺がそう言うと葉月の顔がこれ以上ないくらいに歪んだ。
「お前本当にキモいな」
俺と葉月は今までの関係にまで築き上げることができた。
それだけですごく心が晴れたような気がした。