トモダチの彼女と同居
「あ、嘘ではないんですよ。今も結はここにいるんすよ、だから結とえっちしてほしいわけですよ」
なんで俺がこんな目に、、
「お前マジで病院いけ」
葉月の毒舌は慣れてるし、むしろ嫌いじゃないが、今回の毒舌は明らかに俺に対し、偏見な目をむけている。
全部変態おばけのせいだ。
「結は死んだんだぜ」
「俺には結の、おばけがみえるんだよー」
葉月~信じてくれ~
「俺と、ね」
葉月はフッと笑うとメガネを外し、机の上においた。
ベッドから立ち上がる葉月を俺はただ見上げ、あんぐりと口をあけてしまう。
「アイツがもし成仏していなくて、やり残した事が本当にあるならば、」
葉月はカーテンをカシャッとあける。
太陽が水平線に消えていく瞬間だった。
もうそんな時間なのかと思い知らされる。
葉月の表情はみえないが、その夕日と映る葉月の姿はすごくイケメンだった。
イケメンてまじで得だよなあ。