トモダチの彼女と同居
怖すぎて背中がゾクゾクする。
「アーキ、気に入られてるじゃん」
「バカにされてるだけだよ」
バカにされる扱いは別に慣れてるからどーでもいいけどさ、なんで、初対面で、こんな、いきなり、、
あ
「ふおおおお」
首に刺激がはしる。
猫じゃらしのようなもので何回も撫でられているような、そんな感じ。
俺は犯人は勿論わかっているのだ、後ろをむいて二人組を睨んだ。
「もー!やめてください」
「お前、女に興味あるか?」
葵がニヤニヤしてきいてくる。
な。なんでさ、そんな当たり前のことをきくのさ!!
「え、ま、まぁ」
すっげー解答に困るんだが。
「怪しいね、このふたり」
結が二人組の頭をポンポンと叩いた。
うむ。
二人はもちろん気づくはずがない