トモダチの彼女と同居
「今日、家政学部の奴らと合コンなんだが、男一人足りないんだ、お前どうか?」
ふ
合コン!?
女との出会いを求めている俺に絶好のチャンス到来か!?
俺は一瞬にして目が輝いたと自分でもわかるくらい嬉しかった。
し、しかも家政学部てサイコーじゃん。
「は?アーキやめときなよ」
結が肩を叩いて俺に注意を促すが、正直今の俺に説得しても無駄に終わるに違いない。
「いきたいです。いかせてください」
葵とハルカのそれぞれの腕をつかみ、俺は笑顔でそう答えた。
「な、きもいなこいつ」
葵がハルカにそういうと、ハルカは何度も首を縦に頷いた。
合コンなんて大学生のライフの日常的なものじゃん!!
俺早速合コンにいける!
そんな俺を結は軽蔑するかのような目でみていた。
「アーキも所詮男なのね」
「俺は飢えてんだよ」
そのせいで幽霊の誘惑にさえ勝てないんだからな。
俺はこの合コンに期待することにした。