大切な記憶




そこの扉をあける。




『ただいま。』





「おかえり~。」




言葉を返してきたのは柊。



私は柊の向かい合わせのソファーに座った。




「どうだった?」




どうだった?とは多分学校のことだろう。





『ん~まぁまぁかな?』




「なんだそれ?」




特になんもなかったし。




こう答えるしかないよ。




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