大切な記憶


知ってた?



その無駄に威勢がいいと自分の首を絞めるんだよ??




ニヤッ__



唾を飲む音が聞こえる。



ボコッ。


「ウ゛ッ…ゴッホ、、、テメー‼」



ガッ


「あ゛…」


ガスッ



「ウ゛……」



ガンッ




「わ、わる……かっ…た…。」




『謝る意味分かってんの?ただ謝ってるだけじゃねーよな?』




目の前にいる男は勢いよく首を縦に振る。





『そう。ちゃんとお金は返し、コイツに関わらないんだな。』





「あぁ。」




『分かってくれればいいんだよ。じゃ、もう帰っていいよ?』





ニッコリと笑顔で肩を叩きドアの方に指を示す。






男はスタコラサッサと屋上から出て行った。




逃げ足早~。





< 99 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop