大切な記憶
知ってた?
その無駄に威勢がいいと自分の首を絞めるんだよ??
ニヤッ__
唾を飲む音が聞こえる。
ボコッ。
「ウ゛ッ…ゴッホ、、、テメー‼」
ガッ
「あ゛…」
ガスッ
「ウ゛……」
ガンッ
「わ、わる……かっ…た…。」
『謝る意味分かってんの?ただ謝ってるだけじゃねーよな?』
目の前にいる男は勢いよく首を縦に振る。
『そう。ちゃんとお金は返し、コイツに関わらないんだな。』
「あぁ。」
『分かってくれればいいんだよ。じゃ、もう帰っていいよ?』
ニッコリと笑顔で肩を叩きドアの方に指を示す。
男はスタコラサッサと屋上から出て行った。
逃げ足早~。