halcyon
僕は誰からも必要とされていない…

そんな思いが頭の中を駆け巡る。



でも―

―でもユイは…



僕を必要としてくれた。


それが例え体だったとしても…


ユイは下着を身に付けながら言う。

「今日は、まだ早いしどっか行こうか??」

「うん。」

「ドコが良い??」

気を落ち着かせられる所ならドコでも良かった。

「んーカフェとか行きたいな。」

「良いよ、じゃあカフェに行こうか。」
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