halcyon
僕は中学2年生の14才。

図書の先生は浅野ユイ、27才で因みに独身。



僕は授業終了のチャイムで、机の上のノートと頭の中のノート2つを閉じて、気が付けば図書室に足を運んでいた。


周りに他の生徒がいないか確認してから話し始める。

「先生〜!!あの…映画の事なんですけど…」

僕は頭の中に渦巻く「何故??」を解決したくて仕方が無かった。

「なに??ソラ君。…ぁ!!待ち合わせの場所と時間の事ね。さっきは言うのをすっかり忘れてたわ。」

「ぇ??…いゃ、あの先生…」

「朝の10時に駅の西口で良い??」

僕の声は全く聞こえていない様だった。

先生は淡々と話し続ける。

「その顔はOK??それともNO??」

僕は疑問だらけの現実を解決したかったけれど先生に迫られて、つい返事をしてしまった。
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