halcyon
空は、まだ少し眠そうな色。
僕は空港行きのリムジンバスに、乗り込む。
行き先は鹿児島空港。
鹿児島市内からだと、空港まで1時間はかかる。
携帯電話がバスの中で申し訳なさそうに鳴る。
「おはよ、ソラ…今日、逢いに来るんだょね??」
「うん、今から空港に向うトコだよ。」
「そっか…ホントに来るんだね。
私で後悔しなぃ??」
「サヤカ…」
「…ソラ??」
ううん…
迷う必要なんか無い。
もう決めたんだから。
「またソッチに着いたら、ちゃんと電話するよ。」
そう言って僕は電話を切った。
僕は空港行きのリムジンバスに、乗り込む。
行き先は鹿児島空港。
鹿児島市内からだと、空港まで1時間はかかる。
携帯電話がバスの中で申し訳なさそうに鳴る。
「おはよ、ソラ…今日、逢いに来るんだょね??」
「うん、今から空港に向うトコだよ。」
「そっか…ホントに来るんだね。
私で後悔しなぃ??」
「サヤカ…」
「…ソラ??」
ううん…
迷う必要なんか無い。
もう決めたんだから。
「またソッチに着いたら、ちゃんと電話するよ。」
そう言って僕は電話を切った。