halcyon
猛ダッシュのお陰でバスの来る1分前にバス停に着いた。

田舎のバスは1分前で十分。


いつも僕はこんなカンジだ。


僕はバスでは後部座席を選ぶ。
ここが一番安心出来る場所の一つだ。

イヤホンから音楽が僕に流れ、僕は流れる風景を見つめる。


家を出る時、冷蔵庫から取ってきた紅茶を一口、口に含む。


今日を考える。


また先生と生徒の関係が始まるんだ。
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