いつか見つけてね2
遠距離
お父さんは有名なドクター、たくさんの人の命を救ってきた。
私はそんなお父さんを尊敬していて、今回の手術も全く心配していなかった。
お母さんはいつも病院に顔を出し、患者さんと話をして、医学的でなくメンタルの部分でたくさんの人を助けてきた。
そんなお母さんが今回ドナーになるといった時は驚いたけど、
信用しているお父さんが
「今日は緊張するな~。初めてデートするみたいだ。」
とベッド越しにお母さんに話しかけると
「なんか身体の中まで見せなきゃいけないなんて恥ずかしいわね。」
なんて今でも新婚のようなそんなことを言っている二人を私と史君が心配そうに見ているのも全く気にしてないみたい。
こっちが恥ずかしくなっちゃう、そんな時ドアをノックする音が聞こえて
ドアを開けるとそこには光信のお父さんがいた。
お母さんが不思議そうに
「あら、おはようございます。
どうしてここに?」
と言うと
光信のお父さんが私のお父さんの顔を見て
「桜和先生、今日の手術よろしくお願いします。」
そう言って頭を下げた。
私はそんなお父さんを尊敬していて、今回の手術も全く心配していなかった。
お母さんはいつも病院に顔を出し、患者さんと話をして、医学的でなくメンタルの部分でたくさんの人を助けてきた。
そんなお母さんが今回ドナーになるといった時は驚いたけど、
信用しているお父さんが
「今日は緊張するな~。初めてデートするみたいだ。」
とベッド越しにお母さんに話しかけると
「なんか身体の中まで見せなきゃいけないなんて恥ずかしいわね。」
なんて今でも新婚のようなそんなことを言っている二人を私と史君が心配そうに見ているのも全く気にしてないみたい。
こっちが恥ずかしくなっちゃう、そんな時ドアをノックする音が聞こえて
ドアを開けるとそこには光信のお父さんがいた。
お母さんが不思議そうに
「あら、おはようございます。
どうしてここに?」
と言うと
光信のお父さんが私のお父さんの顔を見て
「桜和先生、今日の手術よろしくお願いします。」
そう言って頭を下げた。