いつか見つけてね2
*
モールで買い物をしたらエミが喉が渇いたって言い出した。
いつもを知る俺としては夕方まで時間があるし、朝ごはんだけだから小腹が空いたんだろうって思って
喫茶店に入ることにした。
飲み物だけならコーヒースタンドで済ませるけど、
店に入ると小腹を空かしたたくさんの女性がいて外で待つことにした。
その時だ、俺が兄貴とパーティーで見た女性を見たのは。
顔色がエミのことを見ているうちに変わったみたいで、エミが振り返ると彼女も兄貴が女性と連れ立って歩いているのを見てしまった。
驚いてほとんど言葉がでないエミに
「何か理由あるんだろ。な?大丈夫か?」
そういえども返事は帰ってこない。
あの人は兄貴の会社の秘書だ。
そう言って慰めてやろうかとも思ったが、エミの気持ちも知らない兄貴に苛立って俺は何も言わなかった。
エミは少し涙目になりながらも喫茶店から空席ができたと言われて立ち上がると俺を手招きして中に入って行った。
「いいのか?」
「あ~お腹空いたね。
何食べようかな?」
なんて空元気に振り舞うエミに俺は合わせるしかなかった。
モールで買い物をしたらエミが喉が渇いたって言い出した。
いつもを知る俺としては夕方まで時間があるし、朝ごはんだけだから小腹が空いたんだろうって思って
喫茶店に入ることにした。
飲み物だけならコーヒースタンドで済ませるけど、
店に入ると小腹を空かしたたくさんの女性がいて外で待つことにした。
その時だ、俺が兄貴とパーティーで見た女性を見たのは。
顔色がエミのことを見ているうちに変わったみたいで、エミが振り返ると彼女も兄貴が女性と連れ立って歩いているのを見てしまった。
驚いてほとんど言葉がでないエミに
「何か理由あるんだろ。な?大丈夫か?」
そういえども返事は帰ってこない。
あの人は兄貴の会社の秘書だ。
そう言って慰めてやろうかとも思ったが、エミの気持ちも知らない兄貴に苛立って俺は何も言わなかった。
エミは少し涙目になりながらも喫茶店から空席ができたと言われて立ち上がると俺を手招きして中に入って行った。
「いいのか?」
「あ~お腹空いたね。
何食べようかな?」
なんて空元気に振り舞うエミに俺は合わせるしかなかった。