いつか見つけてね2
「えーっ、そうなの。
それじゃ、しょうがないよね。
美穂には大事な家族と一緒に過ごしてほしい。」
「うん。
ありがとう、
もちろんアメリカには遊びに来てよ。」
「当たり前じゃない。
卒業旅行はアメリカだね。」
「それじゃ、私バイトもっとしないとね。」
そんな風にみんなには快く送ってもらえそうだった。
「うちでホームパーティするからその時には来てね。
お母さん料理は上手なの。」
みんなとの授業もそっちのけでずっと話し込んでた。
その後はバイトに顔を出す。
アキラさんは相変わらずケインの所なのかなと思いきや、今日は仕事に来ていた。