いつか見つけてね2
離れている時間
えっ、それは私が言おうと思っていたこと。

私が顔をあげようとすると


「そのままで聞いてくれ、






美穂は、アメリカに行くんだろ?」


「うん。。。。」



「多分、今日会うときに言われるんだろうなって思った。








俺は美穂、お前を愛してる。

誰がなんと言おうと手放す気はないから。


だから

俺は待つ。


いつまでも待つから。


別れようとか言わないでくれ、

頼むから。



距離をおいても美穂がどこにいても俺にはお前しかいないから、


だから今はお互いの距離をあけるだけ




そうしてほしい。。」


まだきつく抱きしめられたまま弱まることはない。


「私は、光信の婚約者なんだよね?



私、あなたに見合う女性になって帰ってくるから。

待っててもらってもいいの?



いつになるかっ


あっ」



光信からいきなり唇を奪われて最後まで話すことができなかった。

いつになるかわからないのに、待ってられるの?














「美穂以外考えられない。



いってらっしゃい.....そうやって見送りたい。


いいだろ?」




私はコクコクとうなずいて涙を流した。
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