千年呪い唄~強い想いの果てに~
次女は母の目に感情がないことを感じ取った。

…………私は本当に殺される。

その日から次女は知恵にはなついていない。

寧ろ知恵を遠ざけているのだ。

「あんたはお母さんじゃない!!」

この事を知らない家族は何を言っているんだろうと不思議がる。

次女もまた、知恵の闇におかされてしまった。
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