"ありがとう"を君に



俺の事も知らねぇ奴だからこそ、この女に興味が湧いた。

この女は他の女と違いキャーキャー騒がねぇし、それよりこの女の目が死んでいて助けてやりたいって思ったんだ。


女の名前は如月 美咲。

この名を聞いて誰も知らないわけがない。なんせ、この学校で一番有名な奴だからだ。




そう、この時までは彼女なんか要らないって思ってた。


だが、屋上であいつに出会って俺の人生が変わった。

あいつのお陰で俺は変われたんだ。



*隼人 side end*





< 23 / 111 >

この作品をシェア

pagetop