"ありがとう"を君に



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私は夢を見た。
それは私を落ち着かせてくれる夢。

夢の私の隣にはもう一人誰か居た。


誰なのか顔を見ようにもその部分だけぼやけていて誰なのか確認出来ない。



その人に頭を撫でられている私は今の自分とは思えないくらいホッとしていた。


もうすぐ死ぬと言う人間がこれ程楽しく安らいでいるのが不思議だ。



この人が誰なのか分からないまま、目が覚めた……。



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