"ありがとう"を君に



「詳しい事は私も分からないの。
物心がついた時にはもう美咲は私の横にいたから…」


「じゃ、一番知ってんのは如月なのか?」

「多分そうよ。
美咲は記憶力がいいから、一度覚えた事はそう簡単には忘れないわ」


「まぁ、由香の友達の美咲ちゃんを悪く言ったのは謝る」



記憶力、ねぇ〜。
なら、傷付けたりしたら、それも全部覚えているって事なのか?



その後すぐ俺は先に帰ったが2人はまだ残ると言って話していた。

次の日、陽一に呼ばれて来てみれば2人だと思ったのに女2人いるしよ。





< 50 / 111 >

この作品をシェア

pagetop