"ありがとう"を君に
陽一の家に帰ったら、おばさんやおじさんが優しく迎えてくれる。
一応、俺の家庭は把握しているはずだ。
一言、二言挨拶し二階の用意してもらった俺の部屋へ向かう。
だが、陽一が突然出て来て陽一の部屋に入れられた。
「おいおい、こんな遅くまで何してたんだよ?」
「女と遊んでた」
「はぁ?美咲ちゃんはどーしたんだよ?」
「遊園地の入り口付近で別れた」
「何のために………」
どー言うことだ?
陽一と鈴木がなんか企んでる事くらいは知ってたが………。
「どー言うことだ?説明しろ」