"ありがとう"を君に



彼は私が病気のことを知らない。
ましてや、その病気が不治の病と言うこともだ。


これは私にとって、最初で最後の恋。
最後に彼との思い出を私の心に残したかった。


好きだから付き合った。

ただ、そんなことが理由だ。
他人から見たら自己中な女と思われるかも知れない。




彼を傷つける事に抵抗はある。





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